2023.06.09TOEIC対策
まずはとにかく声に出す、がスピーキング上達の鍵!
みなさん、こんにちは!
アメリカ留学経験者でTOEICスコア910点のアドバイザー、Ayakaです!
何年も英語を学んできたのにスピーキングが全然できない、とお悩みの方もいらっしゃると思います。
今回は、私なりに原因を分析し、効果的な学習方法もお伝えしていきたいと思います。
1、どのように私たちは言語を習得するのか?
まず、幼少期の子供が言語を習得する過程について簡単に考えてみましょう。
初めて聞いた単語を使ってみたり、大好きな絵本のセリフを繰り返し声に出したり、歌を歌ったりする中で言葉は上達していきます。
母語の習得と外国語学習を単純に比較はできませんが、声に出して練習することが言葉を話すこと(スピーキング)の上達への鍵であるという点は同じだと思います。
2、日本人はスピーキングが苦手?
では、なぜ日本人は英語のスピーキングが苦手なのでしょうか。
声に出す練習が十分ではない理由に焦点をあてて考えていきましょう。
まず、日本は多言語社会ではないため、他言語を使うことに慣れていない上、初等教育機関において外国語学習が始まったのが比較的最近なので、英語を声に出す訓練がされていません。
さらには、ステレオタイプ的な考え方をしたいわけではありませんが、日本人は失敗を恐れる傾向が強く、積極的に英語で話そうとしないように感じます。
アメリカの大学における日本語の授業(アメリカ人が外国語として日本語を学ぶ授業)では、まだ日本語を学び始めたばかりの学生がたどたどしい日本語を懸命に使いながら発言をする様子も珍しくはなく、驚かされたものです。
「スピーキング上達の鍵は声に出す練習ではあるが、日本の文化等がある程度その妨げになっている側面がある」と言えるのではないでしょうか。
3、声に出して練習する、具体的には?
ここまでの話をまとめると、幼少期に身近に英語話者がいる環境で育ったわけでなければ、完璧である必要など全くないと言うことを理解した上で、自分で意識して英語を「声に出す」ことがスピーキング上達への鍵だということになります。
では、具体的にどのように声に出してスピーキングの練習をすれば良いのでしょうか。
今回は、日常的に英語で会話をする機会がない場合の練習方法について考えていきます。
例文の読み上げ
一つ目にとても有効なのが、文法や英単語の学習本に記載されている「例文」を読み上げることです。
学習本に載っている例文は質が高いものが多く、とても簡潔です。
この例文を読み上げ、更には「覚えてしまう」ことでスピーキング上達に不可欠な「英文のストック」がどんどん増えていきます。
洋書の活用
次に、洋書等を利用し、英文を音読することも有効です。
日本の小学校でも、国語の宿題として音読が課せられます。
同様に、とにかく声に出してたくさん読むことで、言葉の使い方や言い回し等を習得し、スピーキングに役立てていくことが可能です。
他にもこんな方法も…
最後に、その日に起きたことや感じたこと等を声に出してしゃべってみることもオススメです。
「今朝は、コーヒーを切らしていたからスムージーをつくろうと思ったんだよね。でも、ブレンダーをどこにしまったかなかなか思い出せなくて、朝から時間がかかっちゃった。ちょっと大変だったけど、ほうれん草スムージーは朝の体にしみたなぁ」等、簡単なことで構いません。
案外初めは難しいかもしれませんが、入浴時などの隙間時間で無理なく続けられます。
「気がついたら英語で独り言を喋っていた!スピーキングが上達したみたい!」という日がきっとやって来ますよ!
但し、「日本語で考えて、それを英語に訳す」のではなく、「英語で考えて、英語で言葉にする」ことがスピーキング上達の際に重要なので、注意してくださいね。
外国人の講師と実践練習するならセミスパEnglish!
いかがでしたか?
声に出して練習することを通して、英語のスピーキング力を今までよりアップさせましょう!
もし自分一人での学習が続くかご不安であれば、ぜひセミスパEnglishにお申し込みくださいね!
スキルの高い外国人講師と一緒に定期的に会話をすることで、実践的にスピーキングのスキルを伸ばせますよ!