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TOEIC900点を突破するために重要なことは、文法をしっかりと頭に入れておくことです。リーディング・リスニングともに問題文の全ての単語の意味が分からなかったり聞き取れなかったりした場合でも、文法を知っていれば解けることもあります。

文法がしっかり身についていると、長文問題を解く際にスラスラと読むのにも役に立ちます。
文法問題が早く解けることで文法問題に割く時間を減らし、part 7 の長文問題にかける時間を増やすことができ、得点アップにつながります。

TOEICでは特定の単語や表現が使われることがしばしばあります。問題に出てくる内容もビジネスに限られており、専用の単語帳が出版されているため、それらを有効活用することで効率よく点数アップすることができます。

私が実際に使用していた単語帳は、

『TOEIC TEST 英単語 出るとこだけ！』です。

一周するだけでなく、隙間時間を利用し繰り返し目を通したり声に出して読んでみたりすることで定着させることができます。短い時間であっても毎日継続することで瞬時に意味が出てくるようになります。目を通す際に品詞に注目することでより文法問題が解きやすくなります。

リーディングは、一冊の問題集を使用し、長文パートを解いた後、何度か音読することで対策しました。

一度解いて答え合わせをするだけでなく、繰り返し声に出して読むことで長文の内容をしっかりと理解することができ、自分がどこで間違えたのかが分かりやすくなります。

さらに声に出すことで文法や単語の使い方を耳で覚えることができ、リスニングにも応用できました。大問ごとの問題の傾向を掴むこともできスムーズに解答できるようになります。

リスニング対策では、アメリカ英語だけでなく、イギリス英語など様々な英語にも日常的に触れることが大事です。実際に私が受験した時もイギリス英語の音声が流れる問題がいくつかありました。普段聞き慣れているアメリカ英語以外の英語を耳にしておくことで、アメリカ英語がよりクリアに聞こえるようになり、他の種類の英語音声が流れても焦らずに問題を解くことができます。

アメリカ英語以外の英語に慣れるためには、YouTubeなどで字幕付きの動画を見ながら実際に発音してみるのが効果的です。そうすることで、音と音のつながりを理解し、一単語だけでなく長文でも聞き取れるようになります。

短時間でリスニングの勉強を終わらせず30以上続けて英語を耳にする環境を作ることが大切です。実際のテストでも約45分間リスニングの時間があるため、日頃から英語を聞いている時間を長くすることで本番でも最後まで集中して解くことができます。

良かった点は、様々な英語に日常的に触れることでリスニングに抵抗が無くなったことと、はっきりと聞き取れるようになったことです。英語の種類に注目せずにただ聞き流していた時には達成することのできなかった495点を取ることができました。

耳を慣らしておくことで、一回ですんなりと聞き取ることができ、問題文を聞いた後に意味を考えるのに時間を割くことが減ったため、満点を取ることができたと思います。

反省点としては、リーディングに関してまだまだ知らない表現や単語、身に付いていない文法があるという点です。

私は主に一種類の文法書と単語帳しか使用していなかったため、目にする例文や表現、単語に偏りがあったのではないかと思います。いくつも参考書を使用していると集中して学習できず、どれも中途半端になってしまうと考え、一種類に絞っていました。

この方法で900点は突破できたものの、さらに点数をあげるには参考書の種類を増やししたり、T O E I C対策のアプリやwebサイトを活用したり、様々なプラットフォームを活用する方が良いと思います。

実際に英語を使用して学習する機会がなかったため、会話をする機会を増やすことで学習した文法や表現が定着し、よりスコアをアップすることに繋がるはずです。

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